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第51章 まさか私が...

お昼に社員食堂で奮発してスペシャル定食を注文しテーブルに付いた。


ミックスフライの高カロリーなメニューだ。


よし、食べるぞ！と張り切って食べ始めた。


白身魚のフライを制覇し、カキフライに手を出し口に入れた瞬間だった。


「うっ…」


いきなり吐き気がして飲み込めない。



慌てて口から出し、ティッシュで包み、立ちあがり社員食堂の端にある洗面台で口をゆすいだ。


なに？


どういうこと？


私カキ大好きなのに…


大好きなカキフライを吐き気がする程受け付けない自分の身体の変化に驚いた。