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曖昧☆Bboys
第55章 third love
世の中は今年も変わりなく暮の街を煌びやかやに彩っていた。


そういえば、去年のクリスマスは霧人と住宅地の公園のツリーを見たっけ。


そうだ、彰吾はライヴで帰って来なくて最悪だったな。


もう随分昔のようでクスリと笑ってしまった。


クリスマスカラーで彩られたウインドウにはコートのせいではなく、小さな命の育みを示すかのように今までになくふっくらとした私が映っていた。


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