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曖昧☆Bboys
第56章 母になる強さ
そうかもしれないけど…


既婚者って知っていたら…


私だって頼らなかったはず…


紅林さんはノロノロと服を拾い着直した。


私も肌寒くてパーカーに袖を通した。


「残念だ。でも少しの間楽しかったよ。丈夫な赤ちゃん産んでくれ」


悲しく微笑んで私の頭をクシャリと撫で、玄関を出て行った。


私は何も言えなかった。


渡したはずのマフラーは紙袋に押し込まれたまま、そこにあった。




鼻の奥がツンとしてきた。

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