この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
曖昧☆Bboys
第56章 母になる強さ
ダメダメワンコだったけど大好きだった。
胸がきゅうっと切なくなる。
しかし、今度はお腹を強く中から蹴飛ばされた。
「いたっ、…大丈夫!もう泣かないよ!あなたのパパよりもっともっと愛してあげる!」
お腹をグルグルと撫で回してあげた。
ゴニョゴニョとまた動く。
母になる。そう強く実感した。
「あ、ツリー飾ろうかな」
以前彰吾が、バイト先から使い捨てを貰ってきた小さなツリーセットがあった筈。
クローゼットをガサゴソ物色するとそれは見つかった。
「あった、あった」
私はお腹の赤ちゃんと二人でそのツリーを出した。
「ケーキも買おうね〜」
そう、まだ見ぬ我が子に話しかけながら…
胸がきゅうっと切なくなる。
しかし、今度はお腹を強く中から蹴飛ばされた。
「いたっ、…大丈夫!もう泣かないよ!あなたのパパよりもっともっと愛してあげる!」
お腹をグルグルと撫で回してあげた。
ゴニョゴニョとまた動く。
母になる。そう強く実感した。
「あ、ツリー飾ろうかな」
以前彰吾が、バイト先から使い捨てを貰ってきた小さなツリーセットがあった筈。
クローゼットをガサゴソ物色するとそれは見つかった。
「あった、あった」
私はお腹の赤ちゃんと二人でそのツリーを出した。
「ケーキも買おうね〜」
そう、まだ見ぬ我が子に話しかけながら…