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私の逆ハー性活
第6章 デート
……もう、どうなっても良い。
この人から愛されるなら。
……どうなっても……。
「……んっ、んんーっ!」
「っ……」
荒く乱れ切った二人の吐息と、璃子の喘ぎ声が混じり合う。
その途端、車体の揺れが収まり、運転席で弾んでいた二人の体も動きを止めた。
そのまま璃子は翔から猿轡と目隠し、両手を縛り付けていたロープを外され、ようやく体が自由になる。
……と言っても絶頂を迎えた直後の体はぐったりとし、倒れ込むようにペタッと頭を翔の肩に置いた。
その時耳元で囁かれた言葉が、ただ嬉しくて脳裏から暫くは離れなかった。
「可愛いかったよ……璃子ちゃん。絶対に約束の事、諦めないから、俺……」