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第1章 突然の告白

あれは、まだ私が9歳の頃かな？鮮明に覚えてる。。。
ﾏﾏが、ﾊﾟﾊﾟに切り出したんだ…

（ﾊﾟﾊﾟ）「えっ？離婚って…。なんで？俺、お前の事、大切にしてるじゃん！家族ｻｰﾋﾞｽだってしてるし。」
（ﾏﾏ）「うん。それは、嬉しかったよ。」
「じゃ、なんでなんだよ！」

ﾊﾞﾝｯ…

ﾊﾟﾊﾟが、ﾃｰﾌﾞﾙを叩いた。

私は、二人の声を気にしつつも、隣の部屋で、宿題をしていた。

（ﾏﾏ）「実はね、赤ちゃんが出来たの。」
「えっ？ほんと！？で、離婚？はっ？意味わかんねーし！」
（ﾏﾏ）「あなたの…正樹の子供じゃないの。」
「はぁぁぁぁぁっ？！」

ﾊﾟﾊﾟの大きな声に、ちょっとだけﾄﾞｱを開けて、覗いてみた。

「じゃ、いったい誰の子供？つか、お前、浮気してたのかよっ！！」

ｺｸﾝｯ…

¨浮気？浮き輪の間違いじゃ？¨

当時の私は、浮気というのが、わからなかった。