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そそり勃たせる人妻
第9章 その人妻の娘も
海老原たちもメニューを選ぶ。海老原はすぐに自分の注文を決めたが、静江はどれにしようと迷っているので好きに迷わせて放っておいた。

前に見える窓の外を歩く人達を眺めていると、気のせいか斜め前の女の子がこちらをチラチラ見ているような気配を感じた。知り合いかなと気になって向こうがこちらを見ていない雰囲気を見計らってチラ見してみる。

見た瞬間、かわいいとは思ったが知っている顔ではない。

ただ、見覚えがないこともないかなと思わないでもないが、でも知らない顔だなと決め込んだ。

やっと静江もメニューを決めたので、隣にオーダーをとりに来ていたウェイトレスについでにこちらも注文するとドリンク・バーとスープを取りに静江が席を立つ。

隣では男の子がそれを取りに行った。

また窓の外を眺める海老原。

するとまた斜め前から視線を感じた。
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