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第2章 陥れる夫

但し普通と違うのは
父親と母親が婚姻関係にない事です。

そして、生まれたら
この子の父親はご主人です。

私は血が繋がっていても他人です。

だから、今この時こそが父親として
接する事が出来る最後なんです。

私はアキさんのお腹をさすりました。

その時、私の携帯電話が鳴りました。

妻からの電話です。

それも家電からでした。

妻「もしもし、妙子です」

私「何だ、何かあったのか？」

妻「ううん、昨夜は素敵だったわ～」