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シリウスの小説執筆方法論
第11章 一度成功した人が陥りがちな負のスパイラル
ガツンと頭を殴られたような記事でした。

要約して紹介します。

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小説を書いて、それが賞賛されたとする。
それは作家にとっては成功だ。
それまで鳴かず飛ばずの時代を乗り越え、時間と労力をつぎ込み続け、やっと手に入れた成功。
自分の作品が人々に認められたということは、とてつもない快感を得られるこを知る。
そこで作家は出来るだけ頻繁に認められたいと考える。
ところが認められるには対価(作品)が必要なのだが、次の対価を用意するにはかなりの時間と労力がかかる。

ではどうするか?
すぐに用意出来ない作家は、少ない時間と労力で、早く自分を認められる快感を得るために、一度の成功を元手に以下の約束手形を発行する。

「今次回作の構想を練っています」
「その過程をブログに書こうと思います」
「ツイッターも始めました」

と作家の情報だけを垂れ流す手段をとる。
それは時間と労力のかからないてっとり早い方法だ。
それが魅力的なものであればいいが、失敗した場合、モチベーションが下がり、作品を書き続ける気にならなくなる。
つまり、次回作を待ち望んでいた読者を遠ざける結果になる。
約束手形が不渡りになった状況だ。
作家は焦り、早く認められようと、なお一層、昔の成功を口に出し約束手形を発行するようになる。
という負のスパイラル。
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いやあ、耳が痛い。
作品が書けないと、つい違う情報の発信に頼りたくなるんですよね。
かくいう私もやりたくなりました。
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