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第9章 魔砲兵姫ニミット

「はあんっ……ううっ、うううん……」

　堪えられずに大きな喘ぎ声が漏れてしまった。無防備に広がる柔らかな乳房を揉みしだかれると、その甘美な疼きはいっそう耐えがたいものとなった。

「だ……ダメえっ……」

　追い詰められた悲鳴はしかし、言葉では拒絶しながらもねだるような甘い潤いを湛えている。自分の口から発せられたものだとは信じがたい嬌声だった。

（悦んでいる……こんな、私、お乳を揉まれて悦んでいるの……？）

「乱れなさい、姫。あなたが淫らに悦ぶほどにその身に宿りし魔法の力は強力なものとなる。さあ……」

　ドレスのロングスカートがたくし上げられ、白いガーターベルトとショツが露わとなる。

　マヌガンの指先がショーツの生地の上から股間を覆った。