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タンバリンでできたオーロラ
第22章 光の戦士サーラと闇の魔掌
嘲笑にカッと頬が熱くなる。
どうにかして胸を這う影の手を剥がそうとするも上手く行かない。相手は影、掴みようがないのだ。
無駄な努力をするうちにも、鷲掴みにされた乳房への愛撫は激しさを増して襲い掛かる。
(このままじゃ、やられっぱなしだわ……どうすればいいの?)
影は掴めない、ならば……
「えいっ!」
身を翻し、篝火に背を向ける。
(映り込んだ影を操るというのなら、こうすれば影は私の背仲にしか映らない!)
――しかし。
「ああああああ……あああんっ!」
乳首を強く摘ままれる感触が全身を貫く痺れとなってサーラを襲った。