この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
タンバリンでできたオーロラ
第26章 ごめんね。
「ねえ、私のこと好き?」

「うっせーな」

 そう答えたら、マヨはいきなり泣き出した。

 ヤバイ。

 だが、待てよ、俺。
 焦るな。

 マヨは6才の孫娘で、俺はそのお爺ちゃん。
 そう考えてみるんだ。

 もし、そうだったらそんなに慌てるような事じゃないかもしれない。

 いや、違ぇーよな。

 もしかしたら、その方が大問題だろ。。
 なんだよ、その爺ちゃん。孫が可哀相じゃねえか。

 俺はそんな爺ちゃんよりはマシだ。
 だから、大丈夫。

 いやいやいやいや、やっぱ違う。
 ヒデーのは俺だ。
 今のセリフはマヨを傷つけた。
 反省。

「ごめん、マヨ」

 俺は謝った。

「でもまだ付き合って1週間だし、好きかどうかなんてよくわかんないよ」

「そんなあ……告白して来たのはヒロ君のほうなのに、うえええん」

 そうだね。そーだよね……。





《ごめんね。 了》
/619ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ