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タンバリンでできたオーロラ
第28章 千代ちゃんとお漏らし
「あ、は……う……ひ、ぅ~」
アカン、ウンコ漏らしてまった、千代ちゃんがおるのに。
情けない声まで出てもおた。
どないしよ。
アレや、朝食うたたこ焼きのせいや。
なんや酸っぱかったもん。
のまんと吐き出さなあかんかった。
そんやもんで僕がタコになってもうたやん。
ピュウうう~て。
墨とちごうて、ババやったけど。
僕のいちばん好きな子、千代ちゃんの前なのに。
ホンマどないしよ。
バレたら生きてられへんわ。
千代ちゃん、まだ気づいておれへんよね?
ズボンの下やし、誤魔化せへんかな。
あっ、こっち来てまう!
はよせな……。