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タンバリンでできたオーロラ
第29章 あとがき

褒められるのに慣れちゃって、アゲアゲの感想では心動かされなくなってたり、あるいは向上心って誰にでもあるものですから、悪い所を指摘されたい、そして糧としたい。そういうもんだと思います。
ただ、読者って別にその作者さんに上達して欲しいとか、そういうことまでは思ってない。ただ、自分を楽しませてくれて、感想にお礼を貰ったり、そういうコミュニケーションが楽しめたらなお良し。そんなもんですよね。
なにも相手を傷つける危険を冒してまで「ここがつまんなかった」とか「全然響きませんでした」とか伝える必要ない。
そこに作者とのスレ違いが生まれる。
そのままスレ違っていても全然いいんですけどね。
ただ、このスレ違いはおそらく作者のほうに分が悪い。
結局、作者は自分の作品の悪い所を、PVだとかレビューの数だとか売上だとか、そういうデータの数量でしか測れなくなってしまう。
そんなの、なかなかに雲をつかむような話ですよ。
傷つけないようにケナしてくれるような読者がいたら最高! とか思う訳です。
私はメンタルが豆腐なので、何がどういう感想を頂いてもお醤油をかけておいしく頂いてしまうのですが――刻みネギとか生姜をのせて。なかなかそういう方もいないかもしれない。あるいは意外とたくさんいるのかもしれない。それは読者としては計り知れない部分です。スンドゥブ。
傷つけないようにケナス、そんな技術を身に着けて、自分の好きな作者さんを喜ばせてあげたい。そう思っても、読者だって人間です、そんな練習、人目に触れる所でやったら高確率で自分のほうが傷つきます。
そういうこともあるだろうなあ。
じゃあ、この「タンバリンでできたオーロラ」で練習してくれてもいいよ!
1点レビューにして、好きなこと書いてみよう。
オール・オッケー!
私は気にしないし、むしろ多分読んで爆笑してると思うから(笑
もしあなたが「それでも気が引ける」というお人好しなら、「お言葉に甘えて1点レビューの練習です」とか書いておけばいいですからw
1点にしといてベタ褒めとかw
5点満点でコキおろすとかw
そういうのも笑えるかもしんない。

