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タンバリンでできたオーロラ
第31章 高瀬瑠々菜がひとりエッチをする権利

さて、告知も済んだところで、もう少し本編のお話を。
前作で反省したところは、「登場人物の数」と「ハーレム展開」です。
多分、前作も今作も「学園ハーレムもの」というジャンルになるのだと思います。
ピンヒロインじゃなくて、複数のヒロインが出て来るタイプの和姦モノですね。
で、複数のヒロインが出て来るとなると読者が期待するのは何か、それはまず「全てのヒロイン」とのエッチですね。
これは大前提。
あ、女性の方、怒らないで下さいね!
男ってそーいう生き物なんです。とにかく女性キャラが出てきたら、主人公にはその全員とエッチしてもらいたいんです!
現実は違いますよ、貴女一筋ですからね! ホント、いやマジで(震え声)
えーと、それで、そう、ヒロイン全員とエッチとなれば、登場するヒロインが多ければ多いほど、一人当たりに割り振られる官能シーンの枚数は少なくなるわけで……紙媒体ならではですが。
で、官能シーンを犠牲にして他の事に割くか、それとも他を犠牲にして官能シーンをキッチリ書くかという選択を迫られるわけです。プロットでも、執筆でも。
私は後者を選んで前作を仕上げたわけですが、それがちょっと心残りでした。
つまり、犠牲にせざるを得なかった「他の部分」が。読んでくださった方にはそういう感想を持たれた方もいらっしゃるかもしれません。
いやーそもそも、前作もヒロインは四人でいくはずだったんですよ。本当は。
最初に私が提出したプロット案では、確かに五人だったんですが、編集さんとの打ち合わせの過程で「多すぎるから削りましょう」となったのです。
で、五人の中から「女教師」を削って、女生徒ヒロイン四人のお話で行きましょうと。
それでキャラデザも発注用の資料を出してですね、原稿を進めてですね……そしたら、編集さんから電話かかってきました。
やっぱり女教師も入れてくださいと。
「なんで女教師が居なくなっとんのや」と、「なんで削ったんじゃコラ」と……どこかで鶴が一声鳴いたとか鳴かなかったとかということらしく……^^;
お仕事って大変ですよね。
誰しも。
あ、でも、女教師好きですから、私も。
それに、やっぱり出せるものなら、沢山ヒロインが出てきたほーがいーよねっ!;)

