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第5章 キリングス・オブ・キングス　～禁断デュエル　処女開封～

　王座の前で首のない王子と姫君、そしてお妃様の死体が腐っていくだけでした。とうとう、王様は魔法使いたちに言いました。

「お前達には首を跳ねる以上の罰を与えなくてはならない」

　魔法使いたちにはそれぞれ娘がいました。王様は娘たちを捕えると、その体を細かく、細かく、それ以上細かくならないほどバラバラに刻んで召使に届けさせました。

　細切れになった娘たちの体を受け取った魔法使いたちは嘆き哀しみ、そして言いました。

「許さないぞ、王様。私たちはお前を未来永劫、永遠に呪い続けてやる。そんなに不老不死になりたいのなら、してやろう。全てを失った苦しみを永遠に味あわせてやろう」