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第5章 キリングス・オブ・キングス　～禁断デュエル　処女開封～

「まあ、書いてはいないけどねえ……論より証拠だぜ。グシシシ……自分のおっぱい、触りたくてしかたないはずだぜ」

「そんな……信じられない！」

（でも、確かに……ああうっ……胸……触りたい……皆の前なのに触りたくて仕方ない……こんなのおかしい）

　ワタルも、周りの観戦者たちも好色そうな笑みを浮かべてこのみを見守っている。先ほどまでは皆ただの親切なカードゲーム好きだと思っていた。だが、これは違う。このみはゾッとした。電車の中で痴漢にあったときのような気分だ。

「そ、そんないやらしいことを言うなら、もういいです！」

　怒って席を立とうとする。