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タンバリンでできたオーロラ
第6章 進路指導
「わたしさーあ」
甘露が言う。
この女はいつも唐突だ。
「将来の夢っておちんちんになる事だったんだよねー」
ああ。あるよねー。
って、あるかい!
いや、まあ、どうだろう。
あるかもしんない。
俺ならどうだろう。
将来の夢はおまんこ。
……なくはないか。
そう分析した上での返答はこうだ。
「ふーん、それで?」
「それでね」
あ、続きがあるんですね。
聞いたのは俺だけど、別に続きがあると思って聞いたわけじゃなかったのでちょっと意外。