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第3章 彼氏

翌日、目を覚ますと部屋の中には誰もいなかった。

私はベッドから起き上がりリビングへ行くと、メモが置いてあった。

そこには仕事に行ってくると書いてあった。

時計を見ると時刻はすでに昼になっていた。

私は会社に急いで電話をした。

上司には電話越しに咎められたが、私は嘘の事情を話して、しばらく休ませてほしいとお願いした。

来週までには仕事に戻るという条件で休暇を得ることができた。

私は食事を取ろうと思い、キッチンへ行った。

棚には昨日のパンの残りが袋に入っていた。

私は近くに置いてあったはちみつと一緒にそれをテーブルに持って行った。

私はリビングのテーブルで遅めの朝食を食べた。

彼の部屋を眺めていたが、綺麗に整理されていて、彼の性格を表しているようだった。

ふと私はおとといのことを思い出した。

私はあの時恐怖を感じながらも自分の性欲が満たされるのを感じた。

その時のことが蘇ってくると、どうしても興奮するのを抑えることができなかった。

もし人生が一度きりならば、そこで何をしてもいいならば、すべてを失った私に残されているものを考えた時、私にある考えが浮かんだ。