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緊縛の夜
第4章 AV
「本当にこんなところでするの?」
リビングには白い電灯の光が灯っていて、明るく部屋の中を照らしていた。
ソファとガラスのテーブルのそばに私たちは全裸のまま立っていた。
私は胸と下腹部を手で押さえて隠していた。
彼はいつもよりも真剣な表情で部屋の中を眺めていた。
こんなことをしているのにそんな顔をしているのが、何だかおかしくて私はそれを笑い飛ばそうとしたかった。
でも彼もきっと私の仕事のことを真面目に考えていてくれているのだと思うとそんなことはできなかった。