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神様とのお約束
第1章 赤ちゃん
「ホリー
それはね、愛される形が赤ちゃんそのものだからだよ。
可愛いって言われて無償の愛を受ける為なんだ。
でも、本当はね、赤ちゃんが無償の愛を配っているんだよ。
赤ちゃんの親となる人間に私は育てるという試練を与えるんだ。
赤ちゃんには泣きたい時は泣いてもいいと教える。
言葉は持たせないのはどうしてだと思う?」


ボクは一生懸命考えた。
考えても分からない。
神様はずっと笑っている。
ボクは困り果ててしまった。

でも、ボクの腕の中の赤ちゃんはずっと可愛く笑っている。
あんまりにも可愛いからギュッと抱きしめた。



「ホリー、その気持ちだよ。
その気持ちを育てるんだよ。

何でも分かってしまったら、人間は考える事も悩む事もなくなり、苦痛を感じる事もなくなるだろう。
そして楽な方へと逃げてしまう。
次第に人を愛する事さえも忘れてしまい、知恵もなくなってしまう。
赤ちゃんは人間を育てる役割があるんだ。
小さくて可愛いのは無条件に愛される為。

人間の心に、『この子を守ってあげないと!』という、強いメッセージを心に宿らせる。

可愛いこの子達の親も元々は小さな赤ちゃんだった。
みんな私の可愛い子供達」


神様はボクにそう教えてくれたんだ。
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