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ときめきに誘われて
第1章 二つの心
私「あなた、それで本当に平気なの?」
夫「平気な訳ないじゃないか。でも」
私「でも?」
夫「その十字架を背負って生きて欲しい。
社長もお前も」
私「それは解るけど私はあなたの妻だよ。
その私が他人の種で妊娠して子供を
生むんだよ」
夫「俺はお前を愛している。たとえ
他人の種であろうがお前の産んだ子は
俺たちの子供だ」
私「何だか嬉しいような悲しいような
複雑な気分」
夫「この半年間、俺は
騙され続けて来たけど正直言って
この困難は乗り越えられたと思ってる。
何故だと思う?」
私「何故?」
夫「お前を愛しているからさ」
夫「平気な訳ないじゃないか。でも」
私「でも?」
夫「その十字架を背負って生きて欲しい。
社長もお前も」
私「それは解るけど私はあなたの妻だよ。
その私が他人の種で妊娠して子供を
生むんだよ」
夫「俺はお前を愛している。たとえ
他人の種であろうがお前の産んだ子は
俺たちの子供だ」
私「何だか嬉しいような悲しいような
複雑な気分」
夫「この半年間、俺は
騙され続けて来たけど正直言って
この困難は乗り越えられたと思ってる。
何故だと思う?」
私「何故?」
夫「お前を愛しているからさ」