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第2章 陥る妻

女って怖いですね。

我ながらそう思いました。

架空を現実にしてしまうんですから。

でも、お腹の子供が猛さんの子供である
と言う事とピアスを付けたのが猛さんだ
と言う事は一生隠し通すつもりです。

そうする事が二人の幸せに
繋がると思いますから。

夫「そっか～妙子は
そんなにも俺の事を･･･。」

嬉し泣きする主人です。

顔は笑顔ですが心の中では
大きな葛藤に苛まわれる私でした。

夫「何か月くらい、できないんだい？」

私「お腹の方は
５か月を過ぎると安定期に入るから、
ピアスの方もそれくらいになると
可能だと思うよ」