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第4章 夫が単身赴任中の秘なる出来事

胎内にカズさんの分身が入っています。

そう思えるだけで心が満ち足りてきました。

嬉しさが込み上げて来ます。

でも、不思議な事に以前よりもずっと
主人の事が好きになっていました。

他の男の精子を胎内に留めているのに
主人の事を慈しむ気持ちが
大きくなっています。

早く会いたいなぁ～。

カ「恵理さん、ありがとうございます。
シャワーを浴びましょう」

時計を見ると午後1時４０分でした。

今からだったら余裕で間に合うでしょう。

シャワーを浴びて身繕いが整った時、
午後2時を少し回ったところでした。

予定より早い電車に乗れました。