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弟プレイ
第7章 ベッドトーク
「んっ……」
心地よい倦怠感と共に目が覚めた。
ぼやけていた視界が鮮明になってくると、見覚えのある薄暗い天井。
でも、私の部屋じゃない……?
「目が覚めたか?」
「えっ…?」
少し顔を上げると、気遣うような眼差しの蒼と目が合う。
そうだった! 私……蒼と。
よく見ると頭の下には蒼の腕が枕になっていて、私達は生まれたままの姿でシーツにくるまっていた。
「ご、ごめんね。もしかして……ずっとこうしてくれてたの?」
「うん。まぁ……でもいいよ、姉貴の寝顔堪能出来たからさ」
「ん…っ」
軽く唇へとキスされて、目と鼻の先にある蒼の薄い唇が囁く。
「すっげぇ可愛かった」