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弟プレイ
第2章 姉弟の一線は?
 

蒼は目を白黒させながら、聞き返してくる。


「マジ……で?」

「マジ、よ」

「よっしゃ。それでもいい! やっべぇ、嬉しすぎてどうにかなりそうだ……」


ガバッと勢いよく起き上がり、ベッドの上でガッツポーズを決めている蒼。

そんな姿を見ていると、ついクスッと小さな笑い声を漏らしてしまった。


「あ、今笑ったな?」

「だって、アンタ。そんなにはしゃいで喜んで……子供みたいなんだもの」

「へぇ~じゃあ子供じゃないってこと、身体で教えてやろうか?」


ニヤリと口端を上げた笑みを浮かべ、じりじりとベッドの端まで追い詰められる。


「調子に乗るんじゃない」

「いっ! ……ふみまひぇん」


頬をつねってやったら、観念したけど。

 
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