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秘☆め☆ご☆と♪
第5章 目撃
「ことちゃんを裏切るようなことしたくないんだ」



「でも……姫芽」



「ごめん!!」

私は美桜子の言葉を遮って、逃げるように背中を向ける。



「美桜子……ごめん。今の私にはそういうことが出来るほど余裕じゃない。どうしても……って言うなら、美桜子一人でやって」


そう言って私は、走り出す。


「あ、ちょっと!!姫芽!!」


美桜子の呼び声にも振り向かずに……走る。
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