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第8章 辿り着いた愛

「私……やっぱりその子のことが好きなの！心から愛してるの！今はその子以外のことを考える余裕ないの」




「なら、どうして俺のデートの誘いを受けたんだよ？断ることだって出来たのに……」




「あの日は本当に楽しみにしていた。それは嘘じゃない」



「なら……」



「だけど、今日ずっと考えて思ったの。あっくんとの今日のデートを受けたのは、私の初恋にきちんとけじめをつけるためだって。だけど、そのことをなかなか言い出せなくて」




「……それで今日、ずっと様子が変だったのか？」