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第3章 秘めごと　①

しばらく歩くと、中庭が見えてきた。



もう授業も始まる時間だから、私たちだけしかいないと思っていたのだが……。




すでに、そこには先客がいたのだ。





そこには、友達の美桜子と百合さんの姿が！



「美桜子！それに、百合さんも！」




「あれー？姫芽たちじゃない！」

私とことちゃんは顔を見合わせて、苦笑い。



二人だけの時間は、もうこれで終わりか……。