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ネムリヒメ.
第8章  雨.



「しかたないな…今日はもう大人しく帰るから、また今度つきあってよね」

「はぁ!? 高いよ……見返り」

「うん、意味わかんない」

「そっ…頭悪っ」


そんな会話の内容とは裏腹に、スマートに助手席のドアを開けアタシを乗せてくれる渚くん


口では言わないのに、さりげない優しさを見せる彼に気がつけば思い切り甘えていたアタシ


「わがままなオンナ…」

そう言いながらも、笑ってありのままの自分を受け止めてくれて、まるで大切にされている恋人のような感覚を覚えさせられる


一緒に出掛けてまだ半日も経ってないのに、アタシはいつのか間にか渚くんに自然と心を許していたみたいで…


初めて会った日もこんな風に接してくれたのかな…


覚えてないけれど、もしそうであったなら、何度彼に抱かれてもなぜか拒まない自分にちょっとだけ納得できるような気さえする


頭のなかから楓の存在が一時的に消えてるコトすら気がつかないくらい、自然とアタシは渚くんに笑顔を向けていた………




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