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ネムリヒメ.
第12章 アイスクリームシンドローム.
「んやっ…ぁ…っ」
聖くんの愛撫にビクビクとカラダが震えて腰が浮く
「あは、いい声……腰浮いてるし」
「ッ…」
「かわいっ」
ヘラっといつもの笑顔で笑い声をあげながアタシの服のなかへと両手をバラバラに忍ばせる彼
左手で上の下着のホックを器用に外され、右の手で背中のラインをツーっとなぞられる
「っあ…ん、聖く…ゃぁ…」
「なーに?」
ビクンとカラダを震わせて名前を呼ぶアタシを彼は楽しそうに弄ぶ
妖しい光を宿しながら揺れる彼の栗色の瞳に魅せられて、もはやアタシのなかに理性というものは跡形もない
挙げ句の果てには、スーツ姿のせいか、いつもよりなんだか大人っぽく見える彼の姿に胸の辺りがキュンとさえなっている
「は…ん、っきゃあ…んん…」
「感度良すぎでしょ…」
散々キスで煽られたアタシのカラダは怖いくらいに敏感で
「んぁっ、…やぁ、イッちゃ、っ‼」
「へぇ…こんなんでイクの…!? クスッ…いいカラダ」
完全に彼の与える快楽に流されて、もう後戻りがきかなくなっているコトに気づいたのは、彼に胸の突起を煽られいとも簡単にのぼりつめた後だった