この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ネムリヒメ.
第3章  無くしたモノ.










「……………抱いた」





「「はぁぁぁ!?」」


ふたりの大きな声がダイニングに響き渡った



「ちょっとナギー!? あんなコトあったあとに抱くとか どういう神経してんの?」


渚の胸元を掴んで葵が突っかかる


「あは、まあまあ」


それをちょっと楽しそうに見ている聖


「葵、離せ…きのうアイツを抱いたのは、アイツの意思だ」

「っ…」


渚の強い眼差しに葵が手を緩める



「んー、渚くんに抱かれるコトで記憶に蓋しちゃったのかなー」


「………」


そして再び訪れる重たい沈黙…




「…ねぇ、とにかく食事にしよ 話はそれから、ね」


聖がニッコリ微笑むと張りつめていた空気が少し緩んだ


「オレお腹ペコペコなんだよね、葵くん早くしてくんない」

「あーもぅ、お前ねー…」


テーブルに突っ伏してジタバタする聖の頬を葵がつねる


「…ナギはちーちゃん連れといでよ、すぐできるから」

「んっ…」


渚は葵に軽く返事をするとダイニングを出た




/892ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ