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ネムリヒメ.
第18章  不機嫌な Navy Blue.




雅くんはとある有名ブランドのショップの前で立ち止まると、アタシを待ってから手を引いてなかに入った


「悪いけど他の客入れないで…」

「…………!!?」


は……!?

なにを……!?

彼はなんの躊躇いもなく貸し切り宣言を出迎えたスタッフに告げると、アタシを連れて奥へと進んでいく

そして責任者らしき人物がやってきてはペコペコと雅くんに挨拶をし始めるしだいで…


「…新作のワンピースとミニのドレス全部見せて」


彼はソファーに腰を降ろして長い脚を組むと、アタシを隣に座らせた


なんていう買い物の仕方をするんだ、このオトコは…

しかも、


「全部オーナーの紫堂さんにつけといて…」


って…


「へっ、渚くん!?」


そこで出てきた渚くんの名前に驚いていると雅くんが不敵にアタシを見下ろす


「当然だろ、全部 葵と渚さん持ちに決まってんだろうが」

「あ…えと……」


そして貸し切り状態になったお店のなかで、雅くんが次々とドレスに目を通していく

そのなかから何着かを手にとるとアタシに差し出した


「フィッティングルームあっち…」


顎をクイっとつきだして施す彼からドレスを受けとる


雅くんが選んだのは、ビスチェタイプのフレアドレスだった

シルクに柔らかく揺れるラッセルチュールが重ねられて、着心地もサイズもとてもいい


でもこれじゃ…

しかし、鏡に写る自分の姿に思わず表情が曇った


すると…


「…開けるぞ」


「……………!!」



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