この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ネムリヒメ.
第5章  シャンプーとアイスクリーム.



その頃…


聖は千隼の去った部屋でソファーにもたれながら、すっかりとろけて液体になったバニラアイスを見つめていた



「ちーちゃん、無事に部屋に帰れたかなぁ…」



聖はクスリと喉を鳴らしながら、楽しそうに口元を歪める



「…葵くん好みの格好…させちゃったけど」





クスッと笑いながら、アイスのカップを手に取る聖



「あはっ、オレは今日はちゃーんと部屋に返してあげたけど……途中で葵くんに襲われてたりして♪」




そして、カップの中に指を滑らせ溶けたクリームをすくうと口元に運んでペロリと舐めた


鼻に抜けるバニラの香りが、さっき奪ったばかりの彼女の甘い唇を思い出させる




「あまっ……バニラってこんな甘かったっけ…」


その味にぞわりと全身に鳥肌がたった




彼女が溶かしたアイスはいつもより甘い気がする

聖はソファーに寝転ぶと楽しそうに目を細め、溶けたアイスを味わうのだった



/892ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ