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初めての×××をあなたに
第11章 好きって言って
***
「バカか、お前は」
橘さんが帰った直後、陸が吐き捨てるように言った。
「は?」
私が言い返そうと口を開いたところで、
「お前ら……喧嘩なら後にしろよ」
お兄ちゃんの一言で、止められてしまった。
そして、バイトが終わり私と陸は夜の道を歩いていた。
人気のない道に差しかかったところで、少し前を歩く陸に、
「ちょっと陸。さっきバカって言ったこと謝ってよ」
と少しばかりの怒りを込めて言った。
「バカだからバカって言って何が悪い。お前橘さんのこと好きなんだろ?元カノとヨリ戻すように背中押してどうする」
陸が立ち止まる。
「バカか、お前は」
橘さんが帰った直後、陸が吐き捨てるように言った。
「は?」
私が言い返そうと口を開いたところで、
「お前ら……喧嘩なら後にしろよ」
お兄ちゃんの一言で、止められてしまった。
そして、バイトが終わり私と陸は夜の道を歩いていた。
人気のない道に差しかかったところで、少し前を歩く陸に、
「ちょっと陸。さっきバカって言ったこと謝ってよ」
と少しばかりの怒りを込めて言った。
「バカだからバカって言って何が悪い。お前橘さんのこと好きなんだろ?元カノとヨリ戻すように背中押してどうする」
陸が立ち止まる。