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第16章 おまけ

「誰のせいよっ！」

なおも真っ赤な顔をしている美月。

「くっくっくっ………悪い」

……あ～予想以上の反応。




「ね、陸」


次の瞬間、美月が最後の爆弾を投下した。




「我慢……しなくていいよ？」



キュッとTシャツを握られて、さっきまでの余裕が吹っ飛んだ。


………はぁ～………俺が必死で理性保ってんのに……。



俺は美月を組み敷くと、そっと唇を重ねた。