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第3章 浮気話

もう一説はというと



地上を見回っていた冥府の王ハーデースに目を付けられメンテは自ら攫われようとしていた。


しかし自らも攫われて妻となったペルセポネーがそれに気付き、彼女を一時的に香りの良い小さな草に変えて茂みへ隠し、ハーデースの目から隠してやったともいわれる。


なお、ペルセポネーは単にメンテーを雑草に変えただけで、それを芳香を放つミントへと変えたのは彼女を憐れんだハーデースだという説もあるみたいです。




うーん、やはり何だかんだ無理やり妻になって帰りたがっていた割に、嫉妬深いんですね！


上手くいっている？



と思いきや、妻であるペルセポネーにも浮気話があるみたいです。