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Tears【涙】~神さまのくれた赤ん坊~
第4章 ♠ RoundⅢ(淫夢)♠ 
「別に深い意味があって、お前に見せなかったわけじゃないんだ」
 弁解のように言う直輝に向かって、紗英子は笑顔で首を振る。
「良いの、今、直輝さんが見せてくれたから、私はそれで十分」
 言い訳なんてされたら、余計に惨めになるし、二人の間を勘繰りたくなってしまう。 
 紗英子は口早に言うと、微笑んだ。
「さ、冷めない中に早く食べましょう」
 言うだけ言い、後は夫の顔を見ようともせず、ひたすら味のないパンをかじり、苦いヒーヒーを飲んだ。
 紗英子はコーヒーはどちらかといえば苦手で、紅茶党だ。しかし、直輝がコーヒー好きなので、いつも朝は彼に合わせている。時計にしろ、コーヒーにしろ、直輝は拘るとなると、とことん拘る性分なのである。
 結婚する前から、自分の好みよりも直輝の好みを優先させて、ひたすら堪えてきた。何よりも直輝が好きだったし、直輝の側にいたかったから。だからこそ、大勢の美人で知的な女の子たちに言い寄られながらも、直輝のような良い男が自分みたいな平凡な女の子を選んでくれたのだと思う。
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