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Tears【涙】~神さまのくれた赤ん坊~
第11章 ♦Epilogue(終章)♦
また、子どもがこの世に生まれてくるというのは確かに天の配剤ともいうべきもので、たとえどれだけ子どもを望んでいようとも、他人の子宮を利用してまで成し遂げて良いものかという疑問もあります。
本当に難しく重いテーマだと思います。なので、これは誤解しないで頂きたいのですが、私自身は今のところ、代理出産については肯定も否定もできない立場なのです。
この作品は代理出産というテーマを取り扱っていますが、女同士の友情をもテーマにしており、また初恋の彼を奪った親友から取り戻す―恋愛、不倫、官能などの要素を取り入れた小説でもあります。
未熟な筆で描いたため、まだ書き切れていない部分も多々あると思います。お読み苦しい点もあるかとは思いますが、どうかご理解いただければと思います。
ただ、最後に一つだけ言えるとすれば、これを読んで下さった女性の方々、あなたは紗英子、有喜菜、どちらの立場により共感されるでしょうか?
私はもしかしたら、紗英子の方かもしれません。たとえ何を引き替えにしても、子どもを得たいと思うかもしれないです。
かつて最初に結婚していた二年間、私には子どもができませんでした。また、不妊治療の経験もあります。だから、紗英子の切ないほどの気持ちに共感せずにはいられないのです。
東 めぐみ拝
2012/10/23
本当に難しく重いテーマだと思います。なので、これは誤解しないで頂きたいのですが、私自身は今のところ、代理出産については肯定も否定もできない立場なのです。
この作品は代理出産というテーマを取り扱っていますが、女同士の友情をもテーマにしており、また初恋の彼を奪った親友から取り戻す―恋愛、不倫、官能などの要素を取り入れた小説でもあります。
未熟な筆で描いたため、まだ書き切れていない部分も多々あると思います。お読み苦しい点もあるかとは思いますが、どうかご理解いただければと思います。
ただ、最後に一つだけ言えるとすれば、これを読んで下さった女性の方々、あなたは紗英子、有喜菜、どちらの立場により共感されるでしょうか?
私はもしかしたら、紗英子の方かもしれません。たとえ何を引き替えにしても、子どもを得たいと思うかもしれないです。
かつて最初に結婚していた二年間、私には子どもができませんでした。また、不妊治療の経験もあります。だから、紗英子の切ないほどの気持ちに共感せずにはいられないのです。
東 めぐみ拝
2012/10/23