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真夜中の贈り物
第11章 マタニティー・リターナー
一年間、繰り返されたスレイブ・プレイの凌辱の中で、咲良の体には変態的な嗜好が完全に刻み付けられてしまっていた。いや、もしかするとそれは咲良が元から潜在していた性癖だったのかもしれない。
武家の末裔、亜之城流薙刀術の家元として厳しく躾けられ、封印されていた淫蕩な本性の発露。あるいは開花と言うべきか。
こうしてキョージにされていることをその兄に克明に告げながら、咲良は自身の肉の内に狂おしいほどのエクスタシーが駆け巡り、欲望を満たしていくのをハッキリと感じ取っていた。
「あはぁうっ……うくっ……ンハアッ……も、もうっ……欲しい……欲しくなっちゃっています! オチンポッ……咲良のエッチな肉穴にっ……ああっ……我慢できない……早く……早く、ブチ込んで欲しいですわっ!」
「わかった、咲良……今、挿れてやるから……」
そっと脚を持ち上げて、キョージが後ろから横たわった姿勢のまま大きなものを咲良の股間にあてがう。
「あ……キョージさんのお肉のさきっちょ……オマン……コに……くっついて……」
ぬちっ……みちゅ、ぐちゅ……ちゅぐ……
ドロドロにトロけきった咲良の中に、汁を絡めるようにしてゆっくりと肉が侵入し始めた。膣の中は熱液がしたたる亜熱帯のジャングル。未踏の地を一歩一歩確めるようにしてズグズグと進むキョージ。