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真夜中の贈り物
第13章 童貞コロシアム
じゅぷうっ……!
前と後ろ、ふたつの……いや、数えようによってはみっつの穴で繋がって、ふたりはひとつ以上にひとつになった。
どの穴からも淫らな粘液がしたたり、噴き出し……淫らな肉の発する熱が、猛烈な性臭を放ち、まるでドライアイスの蒸気のようにリンクの氷の上に覆い広がる。
「あっ……アアンッ! 陽太郎クンッ! 会長チンポッ……素敵っ……凄いのっ……おっきいのっ!」
「ゆ、雪希さっ……だ、駄目っ……しっ……締まる……僕……溶けてしまうっ……肉が……雪希さんの中に吸い込まれてなくなっていくみたい……」
「んはあああっ……硬いのっ……それに、当たるのおっ! なくなってないよ! 当たってる……雪希のイイところに……淫乱スポットにコツコツ来てるっ……!」
初めての女の中。膣という器官の甘美を知った陽太郎。
自ら突くどころの余裕などない。そうするまでもなく、雪希がガンガンと股を打ち下ろして来る。
押し倒された体の下は氷の寒冷。しかし、今、自分の肉軸が突き刺さっているのは……赤道直下だ。この淫らな地球でいちばん熱い場所。熱帯雨林のジャングルだ。
スコールが、淫らな淫雨が、レインメーカーによって大地を恵み、悦びの収穫祭。肉悦の歓喜が彼を天へと導く。