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真夜中の贈り物
第13章 童貞コロシアム

 陽太郎は知らない事であったが、これこそ、彼女を――毅然たる純心清楚なアイスホッケー部キャプテン氷室雪希を――凌辱の末に陥落させ、その淫楽の虜に堕落せしめた最終兵器、アナルビーズスティックなのであった。

 アイスホッケーのスティックと同じ長さそれは、優に大腸の全長を上回る。
 そして、形状記憶合金を使って連接された個々のビーズは体内、体外への出し入れによる温度差の発生によって乱れ、蠢くのである。

(おかしくなるっ……こ、こんなっ……ま、前もっ……後ろも同時にだなんて……アッアアッ……僕……僕は……んはあああっ!)

 端正だった陽太郎の顔立ちは、今や女のアクメかと見紛うばかりのはしたない表情を浮かべていた。

 だらしなく突き出しね垂れ下がった舌。潤んだ瞳。下がった眉。

「アッ……んっ……ぼっ……僕っ……アッ……イッ……イッちゃ……う! 出る……あああっ……が、我慢できないっ……出ちゃう……ゆ、雪希さんっ……出てしまいますっ……抜いてっ……僕っ……出ちゃうからあっ!」

「アアンッ! いいのよ! 出して……オマンコに飲ませてっ! 童貞ザーメン呑み干させてっ! んはあああっ……雪希もっ……アアン! 雪希ももう……っ」
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