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真夜中の贈り物
第16章 ボイストレーニング
……って、やぱーりお前カネなんじゃねーかって、当たり前ですよ、そもそも私、作家を目指したのはオカネの為ですから……って言うと語弊があるな。作家を目指したそもそも目標は「自分の書いたものでオカネを稼ぐこと」でした。

このへんの動機はすでに昔のあとがきでどっかに書いているので割愛いたしますが、昔ならそれで「出版社を通して作家になる」ってのは唯一の道だったのかもしれない。でも、今は色んな選択肢ができてきましたね。アフィってもいいわけだし。

書籍の販売市場は年々小さくなっていると言われていますし実際そうなのかもしれないですけど、自作を発表したいって人々にとっては、逆に間口は広いわ敷居は低いわで、ホント、泣き言とか言ってらんない。

そうだ、そもそもの目標と言えば、もうひとつ、それは「編集者とコンタクトをとる」というのがありました。
これは、出版社を通して作品を売る……という正規攻略ルートからすると当然通る道だろって話でもありますが、私の考えとしては、「脳みそふたつ使って作った作品のほーが、脳みそひとつだけで書いた作品より良いはずだよね」ということでした。

つまり、テニスで言えば、「ダブルス対シングルスで試合したら多分、ダブルスのほーが勝つよね」という理論。

勿論、一人だけでめっちゃ面白い作品とか書けちゃう人もいる。天才の類の人。
でも、私はそーじゃないので。

なにより、脳みそがふたつないと絶対に「客観的なチェック」ができない。
どうしても一人でそれがしたかったら、一回、書いた内容忘れてそれからチェックしないといけない。時間かかりすぎる。記憶力いい人だと二年とか三年かかっちゃう。私は三日とかかな……って、おいィ!

……と、とにかく、ですね。

プロとアマの最大の違いは、実力とか才能とかではなく、「二人で取り組んでいるかそうでないか」ではないかと考えたのです。

実際それは、編集者の方の意見を頂きながら創作をするようになって、間違ってなかったなと痛切に感じました。

なので、アマチュアであっても仮の編集者役を見つけて、編集ごっこでもなんでもいいからやってみるといいと思います。毎回じゃなくても、コンテストに出す作品だけに限ってもいい。効果は驚くほど絶大なものがあると思います。マジで。

客観的な視点からのアドバイスや感想というのは、思っている以上に有用なものなのです。
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