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真夜中の贈り物
第3章 教官は世界の果ての 後篇
と、別の声が割り込んできた。
――特訓を忘れたの!? リングに指を入れて!
「……ハルカ!」
――教官って呼びなさい。ここでは。
「ハルカ教官……」
なんだか、呼び方に注文が多いな、俺の教官は。
さっきのトレーニングの時も……
――搭乗者は生体認証をお願いします。
――太陽クン!
と、ユリカ博士。
続いて教官。
――太陽っ!
呼び捨てかよ!
ちぇっ。
だけど、嫌いじゃないぜ。
そういう女!
ハルカの荒っぽい呼び掛けで俺の中のスイッチが入った。
めらめらとやる気が燃え上がる。
――特訓を忘れたの!? リングに指を入れて!
「……ハルカ!」
――教官って呼びなさい。ここでは。
「ハルカ教官……」
なんだか、呼び方に注文が多いな、俺の教官は。
さっきのトレーニングの時も……
――搭乗者は生体認証をお願いします。
――太陽クン!
と、ユリカ博士。
続いて教官。
――太陽っ!
呼び捨てかよ!
ちぇっ。
だけど、嫌いじゃないぜ。
そういう女!
ハルカの荒っぽい呼び掛けで俺の中のスイッチが入った。
めらめらとやる気が燃え上がる。