この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
真夜中の贈り物
第3章 教官は世界の果ての 後篇
最初はヒヤリと冷たかったそれが、徐々にひと肌の温もりに近づき、触れられて心地良いものへと変質していく。
これは……同じだ。
トレーニングでハルカが俺にしてくれたのと変わらない、あの指の動き……
「あ……ああっ……」
たまらず喘ぎを漏らしてしまう。
たぎる血流がみなぎり、たちまちのうちにそそり立たたされてしまった。
息づく俺の脈動に呼応して、触手たちもまたゆるゆるとくすぐり立てる。
――大丈夫!?
――大丈夫ですよ、ユリカさん。
問いかけるユリカ博士と答える教官。
ちょ……勝手に答えてんじゃねえっ!
「大丈夫ですっ!」
少し怒った声で俺。
――ホラね。
――フッ……心配無用ね。頼もしいわ。
なんだか……ハルカの手の上で踊らされたのかも。
蠢く機械の愛撫を意識から遠ざけることができた。
これは……同じだ。
トレーニングでハルカが俺にしてくれたのと変わらない、あの指の動き……
「あ……ああっ……」
たまらず喘ぎを漏らしてしまう。
たぎる血流がみなぎり、たちまちのうちにそそり立たたされてしまった。
息づく俺の脈動に呼応して、触手たちもまたゆるゆるとくすぐり立てる。
――大丈夫!?
――大丈夫ですよ、ユリカさん。
問いかけるユリカ博士と答える教官。
ちょ……勝手に答えてんじゃねえっ!
「大丈夫ですっ!」
少し怒った声で俺。
――ホラね。
――フッ……心配無用ね。頼もしいわ。
なんだか……ハルカの手の上で踊らされたのかも。
蠢く機械の愛撫を意識から遠ざけることができた。