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第4章 迷える心

悲しい気持ちを吹き飛ばすように。



私と琴子は再びお茶会を再開した。



その時。




ｶﾞｻｯ！！




突然物音が聞こえて、思わずビクッ！と肩が揺れてしまった。



「ゆ……百合。何？今の音……」


琴子がかなり怯えたような口調で言う。



「え、ええ……何なのかしら？」



私と琴子は周りを見渡して探してみる。




あれ……？