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薔薇の花に魅せられて
第2章 決意
「すみれさん、おはよ」



「おはようございます」

礼儀正しくお辞儀をして挨拶してくれる。




「百合お嬢様。朝食になさいますか?それとも先にシャワーを浴びられますか?」



「シャワーにしようかしら。寝汗で気持ち悪いわ」



「かしこまりました。ただいま準備して参ります」




そう言って、すみれさんは部屋を出て行った。
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