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Complex
第3章 変化
そこからの一週間はあっという間だった。
綾瀬はいつも通り、ジムで顔を合わせば少し話をして、終わる。
圭太からの連絡は、ない。
それにほっとする。
山口はどことなく何かを感じているようで。
前みたいに綾瀬のことを強引に押してきたりすることはなくなった。
それでもたまに、あと少しで終わるんですね。
と友香に時間が残されていないことを伝える。
次の水曜日。
月末最後の日。
そこで友香の一ヶ月の休みが終わる。
来月になれば、新しいお店の準備をして、その翌週にはもうオープンだ。
慌ただしい日々がまた始まるのだろう。
「友香ちゃん」
明日で最終日という火曜日。
汗を流し終えると、友香の車の脇で綾瀬が待っていた。
「あれ?お仕事、いいんですか?」
「うん、明日は月末でやることいっぱいあるから、今日と休み変えた」
突然の待ち伏せ。
本当に、この人は。
「一日早いけど、一カ月お疲れ様と友香ちゃんの仕事復帰のお祝いしよう」
綾瀬はいつも通り、ジムで顔を合わせば少し話をして、終わる。
圭太からの連絡は、ない。
それにほっとする。
山口はどことなく何かを感じているようで。
前みたいに綾瀬のことを強引に押してきたりすることはなくなった。
それでもたまに、あと少しで終わるんですね。
と友香に時間が残されていないことを伝える。
次の水曜日。
月末最後の日。
そこで友香の一ヶ月の休みが終わる。
来月になれば、新しいお店の準備をして、その翌週にはもうオープンだ。
慌ただしい日々がまた始まるのだろう。
「友香ちゃん」
明日で最終日という火曜日。
汗を流し終えると、友香の車の脇で綾瀬が待っていた。
「あれ?お仕事、いいんですか?」
「うん、明日は月末でやることいっぱいあるから、今日と休み変えた」
突然の待ち伏せ。
本当に、この人は。
「一日早いけど、一カ月お疲れ様と友香ちゃんの仕事復帰のお祝いしよう」