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けいやく
第8章 かいほう。
部屋に入り その部屋の 広さに驚愕する。
「スイートを 予約しておいた
いつもは 普通の 客室だったのだろう」
『な、何を 仰っているのですか』
「。。。ま、いいさ。
先に 風呂に入りなさい」
『貴方から どうぞ』
「嫌、それとも 一緒に入るか」
お酒に 酔っているのか、貴方が 愉しそうに言う。
『それでは お先に入らさせて頂きます』
「どうぞ」
髪、躰を洗い 湯舟に身を静める。
さっきの 貴方の発した 言葉。
やはり 貴方は 私の不貞を知っている。
では、なぜ 今迄黙っていたのか。
その時、バスルームのドアが開いた。