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君をいつか・・・君がいつか
第2章 自己紹介
「少しお話ませんか?」
「うち、話すことないけねぇ」
「僕があるんだよ、単刀直入に言う
僕と付き合わない?」
「うち、あの花本物産だよ、わかってる?」
「あぁ、僕の父も絡んでいると聞いたが、そんな事関係ない、花本瞳さんと付き合いたいだけ、親は関係ない、僕もこれ以上お見合いしたくない」
「・・・・・私みたまんまよ、化粧なんてしない、田舎者だから方言話すよ、身分違いだと思うんよ、でも見合いもしたくない、見つけても難癖つける何より花本物産でみんなひく、うちを怖ないん?」
「君だからいいんだよ」
「考えとく」
「じゃあこれ書いて次会うときに渡して・・・・」
「うちの名前しっとるんのに、名乗らないの卑怯だ」
「僕は 露木 悠、この会社の副社長で巷では御曹司と言われてます、後は、後々に」
「ご丁寧にありがとうございました、雄鳥さん」
「雄鳥?」
「違うん?雄鳥でないの?」
「まあいいや、またね」
秘書が瞳に耳打ちした
「え?それ言うん?うちが?」
真っ赤になりながらもぞもぞと
スーツの裾をもち、上目で
「悠ちゃん、ありがとう、瞳ちゃん嬉しい」
ドキってしながら、顔は、崩れ
「たすけがいるときは呼べよ。飛んでくるからな、いい子にしているんだよ」
「悠ちゃん、ありがとう」
デレデレです。秘書秘密握ったってニンマリしました。
「デレデレのとこ悪いんだが、会議です」
「いつ?デレデレしたか?」
「まあ何はともあれよかったな?」